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幕府の改革と化政文化・新しい学問

江戸幕府の成立と支配のしくみ、鎖国の下での対外関係、産業・交通の発達と元禄文化、幕府の政治改革と化政文化・新しい学問を、年表と資料で確かめる。

このLessonでできるようになること

  • 享保・寛政・天保の改革の内容と結果を説明できる
  • 社会の変化と、百姓一揆・打ちこわしを説明できる
  • 化政文化と、蘭学・国学などの新しい学問を説明できる

前に習ったこと

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基本を理解する

幕府の改革

改革 人物 主な内容
享保の改革 徳川吉宗 公事方御定書・目安箱・上げ米の制
(田沼意次の政治) 田沼意次 株仲間の奨励、長崎貿易
寛政の改革 松平定信 囲い米、朱子学の重視
天保の改革 水野忠邦 株仲間の解散

ききんのたびに百姓一揆と打ちこわしが起こり、1837年には大塩平八郎の乱も起こりました。生産のしかたでは工場制手工業(マニュファクチュア)が始まりました。

化政文化と新しい学問

江戸の町人を中心に化政文化が栄えました。解体新書から蘭学が発達し、国学も生まれました。伊能忠敬は正確な日本地図をつくりました。各地に寺子屋と藩校が広がりました。

例題

改革の共通点

享保・寛政・天保の改革に共通する目的は何か。

解き方

幕府の財政を立て直すこと。また、ききんなどで乱れた社会を安定させること。

自分でやってみる

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間違えやすいポイント

「田沼意次は株仲間を解散させた」

田沼意次は株仲間の結成をすすめた。株仲間を解散させたのは天保の改革の水野忠邦。

「化政文化は上方の文化」

化政文化は江戸を中心とする文化。上方の町人の文化は元禄文化。

まとめ

確かめること できること
1 享保・寛政・天保の改革の内容と結果を説明できる
2 社会の変化と、百姓一揆・打ちこわしを説明できる
3 化政文化と、蘭学・国学などの新しい学問を説明できる

理解度チェック

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このページの用語

享保の改革(きょうほうのかいかく)
1716年から、8代将軍徳川吉宗が行った改革。公事方御定書で裁判の基準を定め、目安箱を設置し、大名に米を納めさせる上げ米の制などを行った。 くわしく見る
田沼意次(たぬまおきつぐ)
18世紀後半の老中。株仲間の結成をすすめて税を取り、長崎貿易をさかんにするなど、商業を重視した政治を行った。わいろが横行したと批判された。 くわしく見る
寛政の改革(かんせいのかいかく)
1787年から、老中松平定信が行った改革。ききんに備えて米をたくわえさせ(囲い米)、朱子学以外の学問を幕府の学校で教えることを禁じた。 くわしく見る
天保の改革(てんぽうのかいかく)
1841年から、老中水野忠邦が行った改革。物価を下げるため株仲間を解散させたが、2年余りで失敗に終わった。 くわしく見る
百姓一揆と打ちこわし(ひゃくしょういっきとうちこわし)
百姓一揆は、年貢の軽減などを求めて百姓が団結して起こした行動。打ちこわしは、ききんなどで米の値段が上がったとき、都市の人々が米屋などをおそった行動。 くわしく見る
大塩平八郎の乱(おおしおへいはちろうのらん)
1837年、大阪の元役人の大塩平八郎が、天保のききんで苦しむ人々を救おうとして起こした反乱。 くわしく見る
工場制手工業(マニュファクチュア)(こうじょうせいしゅこうぎょう)
19世紀ごろ、大商人や地主が働き手を作業場に集め、分業で製品をつくった生産のしかた。 くわしく見る
化政文化(かせいぶんか)
19世紀初め、江戸を中心に栄えた町人の文化。皮肉やこっけいを好んだ。 くわしく見る
解体新書(かいたいしんしょ)
1774年、杉田玄白・前野良沢らが、オランダ語の解剖書を翻訳して出版した書物。蘭学が発達するきっかけになった。 くわしく見る
蘭学(らんがく)
オランダ語の書物を通じて、ヨーロッパの医学・天文学などを学ぶ学問。 くわしく見る
国学(こくがく)
仏教や儒教が伝わる前の、日本人古来の考え方を明らかにしようとする学問。本居宣長が「古事記伝」を著して大成した。 くわしく見る
伊能忠敬(いのうただたか)
全国の沿岸を測量して歩き、正確な日本地図をつくった人物。 くわしく見る
寺子屋と藩校(てらこやとはんこう)
寺子屋は町人や百姓の子どもが読み・書き・そろばんを学んだ所。藩校は藩が武士の子どもを教育した学校。 くわしく見る

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