LESSON 2 / 2
アジア州の発展と課題¶
アジア州の自然環境(ヒマラヤ山脈・季節風)と人々のくらし、急速な経済発展と人口・格差などの課題を、地図と資料で確かめる。
このLessonでできるようになること¶
- 中国・韓国・東南アジア・インド・西アジアの経済発展の特色を説明できる
- プランテーションや石油など、資源と輸出の関係を説明できる
- 経済発展にともなう課題を説明できる
前に習ったこと¶
問題を読み込んでいます…
基本を理解する¶
中国と韓国の工業化¶
中国は、沿海部に経済特区を設けて外国の企業を招き、世界の工場と呼ばれるようになりました。一方で沿海部と内陸部の格差が広がり、人口をおさえた一人っ子政策の影響で少子高齢化も進んでいます。韓国はアジアNIESの一つです。
東南アジア・南アジア¶
東南アジアでは、植民地時代のプランテーションで天然ゴム・油やし・バナナなどを栽培してきました。今は工業化が進み、日本などの企業が工場を建てています。10か国がASEAN(東南アジア諸国連合)をつくって協力しています。インドではインドの情報通信技術(ICT)産業が急成長しています。
西アジア・中央アジア¶
西アジアの石油は世界有数の産出地で、産油国はOPEC(石油輸出国機構)をつくっています。中央アジアではレアメタルも産出します。
例題¶
インドの ICT 産業¶
インドで ICT 産業が成長した理由を2つあげよう。
解き方
英語を話せる技術者が多いこと。アメリカとの時差を生かして、アメリカが夜の間に仕事を進められること(数学の教育が重視されてきたことでもよい)。
自分でやってみる¶
問題を読み込んでいます…
間違えやすいポイント¶
「経済特区は内陸部につくられた」¶
経済特区は、外国と貿易しやすい沿海部(シェンチェンなど)につくられた。
「プランテーションは自給用の畑」¶
プランテーションは、輸出向けの作物を大量につくる大農園。
まとめ¶
| 確かめること | できること |
|---|---|
| 1 | 中国・韓国・東南アジア・インド・西アジアの経済発展の特色を説明できる |
| 2 | プランテーションや石油など、資源と輸出の関係を説明できる |
| 3 | 経済発展にともなう課題を説明できる |
理解度チェック¶
問題を読み込んでいます…
このページの用語¶
- 経済特区(けいざいとっく)
- 中国が外国の企業を招くために、税金を安くするなどの優遇をした地区。沿海部のシェンチェン(深圳)などに設けた。 くわしく見る
- 世界の工場(せかいのこうじょう)
- さまざまな工業製品を大量に生産し、世界に輸出するようになった中国のこと。 くわしく見る
- 沿海部と内陸部の格差(えんかいぶとないりくぶのかくさ)
- 中国では、工業が発達した沿海部と、農村の多い内陸部の間で、収入の差が大きい。 くわしく見る
- 一人っ子政策(ひとりっこせいさく)
- 中国で、人口の増加をおさえるために、1組の夫婦の子どもを原則1人とした政策。2015年に廃止された。 くわしく見る
- アジアNIES(あじあにーず)
- 1970年代以降に急速に工業化した、韓国・台湾・ホンコン・シンガポール。 くわしく見る
- プランテーション(ぷらんてーしょん)
- 植民地時代に開かれた大農園。輸出向けに天然ゴム・油やし・コーヒー・バナナなど1種類の作物を大量に栽培する。 くわしく見る
- ASEAN(東南アジア諸国連合)(あせあん)
- 東南アジアの10か国が、経済・政治などで協力するためにつくった組織。 くわしく見る
- インドの情報通信技術(ICT)産業(いんどのじょうほうつうしんぎじゅつさんぎょう)
- インドでは、南部のベンガルールなどを中心にICT産業が急成長している。 くわしく見る
- 西アジアの石油(にしあじあのせきゆ)
- ペルシャ湾の周辺は、世界有数の石油(原油)の産出地。サウジアラビアなどが輸出し、日本は原油の多くをこの地域から輸入している。 くわしく見る
- OPEC(石油輸出国機構)(おぺっく)
- 石油を輸出する国々が、石油の価格や生産量を話し合うためにつくった組織。 くわしく見る
- レアメタル(れあめたる)
- 埋蔵量が少なかったり、取り出すのがむずかしかったりする金属。スマートフォンなどの電子機器に欠かせない。 くわしく見る
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