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人権の歩みと日本国憲法

人権の歩みと立憲主義、日本国憲法の三つの基本原理(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)、基本的人権の内容と公共の福祉、新しい人権と国際的な人権の保障を、資料で確かめる。

このLessonでできるようになること

  • 人権が確立してきた歩みと、立憲主義を説明できる
  • 日本国憲法の三つの基本原理を説明できる
  • 象徴天皇・平和主義・憲法改正の手続きを説明できる

前に習ったこと

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基本を理解する

人権と立憲主義

人権の歩みを経て、1919年のワイマール憲法で社会権も認められました。憲法で権力を制限する考え方を立憲主義、権力も法に従う考え方を法の支配といいます。

日本国憲法

日本国憲法の三つの基本原理は、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義と第9条です。天皇は象徴天皇です。

憲法改正

憲法改正の手続きは、ふつうの法律より慎重な手続きが定められています。

例題

憲法改正

憲法改正の手続きが、ふつうの法律の制定よりきびしく定められているのはなぜか。

解き方

憲法は国の最高法規で、国の権力を制限し国民の権利を守るものなので、そのときの多数派の判断だけで簡単に変えられないようにするため。

自分でやってみる

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間違えやすいポイント

「天皇は政治の決定権をもつ」

天皇は日本国と日本国民統合の象徴で、政治についての権限をもたない。内閣の助言と承認で国事行為だけを行う。

「憲法改正は国会の過半数で決まる」

各議院の総議員の3分の2以上の賛成で発議し、国民投票で過半数の賛成が必要。

まとめ

確かめること できること
1 人権が確立してきた歩みと、立憲主義を説明できる
2 日本国憲法の三つの基本原理を説明できる
3 象徴天皇・平和主義・憲法改正の手続きを説明できる

理解度チェック

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このページの用語

人権の歩み(じんけんのあゆみ)
人が生まれながらにもつ権利(人権)は、市民革命などを通して確立してきた。初めは国家から自由になる権利(自由権)が中心で、20世紀には人間らしく生きる権利(社会権)も認められた。 くわしく見る
ワイマール憲法(わいまーるけんぽう)
1919年にドイツで制定された憲法。人間らしい生活を保障する社会権を、世界で初めて取り入れた。 くわしく見る
立憲主義(りっけんしゅぎ)
憲法によって国家の権力を制限し、人々の権利を守るという考え方。 くわしく見る
法の支配(ほうのしはい)
政治権力も法に従わなければならないという考え方。国王などが思うままに支配する「人の支配」に対するもの。 くわしく見る
日本国憲法の三つの基本原理(にほんこくけんぽうのみっつのきほんげんり)
国民主権・基本的人権の尊重・平和主義。 くわしく見る
平和主義と第9条(へいわしゅぎ)
日本国憲法は、第9条で戦争を放棄し、戦力をもたず、交戦権を認めないと定めている。 くわしく見る
象徴天皇(しょうちょうてんのう)
日本国憲法で、天皇は日本国と日本国民統合の象徴とされ、政治についての権限をもたない。内閣の助言と承認にもとづいて、憲法に定められた国事行為だけを行う。 くわしく見る
憲法改正の手続き(けんぽうかいせいのてつづき)
憲法改正は、衆議院と参議院のそれぞれの総議員の3分の2以上の賛成で国会が発議し、国民投票で有効投票の過半数の賛成が必要。天皇が国民の名で公布する。 くわしく見る

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