LESSON 1 / 3
物質の性質と気体¶
物質の性質と密度、気体の発生と集め方、水溶液と溶解度、状態変化と融点・沸点を、粒子のモデルと実験で調べる。
このLessonでできるようになること¶
- 有機物と無機物、金属と非金属を区別できる
- 密度を求め、物質を見分けられる
- 気体の発生方法と性質から、集め方を選べる
前に習ったこと¶
問題を読み込んでいます…
基本を理解する¶
物質の分け方¶
- 有機物:炭素をふくみ、燃えると二酸化炭素ができる物質(砂糖・デンプン・ロウ・プラスチック)。それ以外が無機物(食塩・ガラス・金属)。
- 金属に共通の性質:みがくと光る(金属光沢)、電気をよく通す、熱をよく伝える、たたくと広がる・引っぱるとのびる。磁石につくのは鉄など一部の金属だけ。
密度¶
\[\text{密度(g/cm}^3\text{)} = \frac{\text{質量(g)}}{\text{体積(cm}^3\text{)}}\]
| 物質 | 密度(g/cm³) |
|---|---|
| エタノール | 0.79 |
| 氷 | 0.92 |
| 水 | 1.00 |
| アルミニウム | 2.70 |
| 鉄 | 7.87 |
| 銅 | 8.96 |
密度は物質によって決まっているので、物質を見分ける手がかりになります。液体より密度が小さい物体は浮き、大きい物体はしずみます。
気体の発生と集め方¶
| 気体 | 発生させる方法 | 性質 |
|---|---|---|
| 酸素 | 二酸化マンガン + うすい過酸化水素水 | ものを燃やすはたらき。水にとけにくい |
| 二酸化炭素 | 石灰石 + うすい塩酸 | 石灰水を白くにごらせる。空気より重い。水に少しとける |
| 水素 | 亜鉛など + うすい塩酸 | 物質の中で最も軽い。火をつけると音を立てて燃える |
| アンモニア | 塩化アンモニウム + 水酸化カルシウム(加熱) | 刺激臭。水に非常によくとけ、アルカリ性 |
| 集め方 | 適した気体 |
|---|---|
| 水上置換法 | 水にとけにくい気体(酸素・水素など) |
| 上方置換法 | 水にとけやすく、空気より軽い気体(アンモニア) |
| 下方置換法 | 水にとけやすく、空気より重い気体(二酸化炭素なども可) |
気体の発生・気体の集め方のラボで、薬品の組み合わせと集め方を確かめよう。
例題¶
密度で物質を見分けよう¶
体積 10 cm³、質量 78.7 g の金属は何か。
解き方
密度は 78.7 ÷ 10 = 7.87 g/cm³。表から鉄と考えられる。
自分でやってみる¶
問題を読み込んでいます…
間違えやすいポイント¶
「金属はすべて磁石につく」¶
磁石につくのは鉄・ニッケルなど一部。アルミニウムや銅はつかない。
「体積 ÷ 質量で密度を求める」¶
密度は 1 cm³ あたりの質量なので、質量 ÷ 体積。
まとめ¶
| 確かめること | できること |
|---|---|
| 1 | 有機物と無機物、金属と非金属を区別できる |
| 2 | 密度を求め、物質を見分けられる |
| 3 | 気体の発生方法と性質から、集め方を選べる |
理解度チェック¶
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