- 理科
- 中学1年
- 地学
- 大地の成り立ちと変化
LESSON 3 / 3
地層と大地の変化¶
火山と火成岩、地震とゆれの伝わり方、地層の重なりと化石から、大地の成り立ちと変化、自然の恵みと災害を考える。
このLessonでできるようになること¶
- 地層のでき方と堆積岩の特徴を説明できる
- 地層の重なりや化石から、過去のようすを推定できる
- 火山・地震がもたらす恵みと災害を説明できる
前に習ったこと¶
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基本を理解する¶
地層のでき方¶
岩石は、気温の変化や水のはたらきでくずれて(風化)、流れる水にけずられ(しん食)、運ばれ(運ぱん)、積もって(たい積)地層になります。
- 粒の大きさ:れき(2 mm以上)> 砂 > 泥。粒が小さいほど遠く・深いところまで運ばれる。
- 地層の中のれきは、水に運ばれる間に角がとれて丸みを帯びている。
- ふつう、下の層ほど古い。
堆積岩¶
| 岩石 | もとになったもの | 特徴 |
|---|---|---|
| れき岩・砂岩・泥岩 | れき・砂・泥 | 粒の大きさで区別。粒は丸みを帯びている |
| 凝灰岩 | 火山灰など | 火山の噴火があったことを示す。粒は角ばっている |
| 石灰岩 | 生物の死がい(貝殻・サンゴなど) | うすい塩酸をかけると二酸化炭素が出る |
| チャート | 生物の死がい(ホウサンチュウなど) | とてもかたい。塩酸をかけても気体は出ない |
化石¶
- 示相化石:地層ができた当時の環境を示す(サンゴ:あたたかく浅い海、シジミ:河口や湖)。
- 示準化石:地層ができた時代(地質年代)を示す。広い範囲に短い期間だけ栄えた生物(サンヨウチュウ:古生代、アンモナイト:中生代、ビカリア:新生代)。
大地の変化と恵み・災害¶
海底でできた地層が陸上で見られるのは、大地が隆起したからです。
| 恵み | 災害 |
|---|---|
| 温泉・地熱発電、美しい景観、豊かな土壌、地下水 | 噴火(火砕流・火山灰・溶岩流)、地震のゆれ、津波、土砂災害、液状化 |
ハザードマップで危険な場所や避難場所を確かめ、備えることが大切です。
例題¶
地層から過去を推定しよう¶
下から順に、れき岩・砂岩・泥岩と重なっている地層がある。この場所の水の深さはどう変わったか。
解き方
上の層ほど粒が小さいので、積もった場所が河口から遠く、深くなっていったと考えられる。
自分でやってみる¶
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間違えやすいポイント¶
「上の層ほど古い」¶
地層は下から積み重なるので、ふつうは下ほど古い。
「示相化石と示準化石を逆に覚える」¶
環境(相)を示すのが示相化石、時代(準)を示すのが示準化石。
まとめ¶
| 確かめること | できること |
|---|---|
| 1 | 地層のでき方と堆積岩の特徴を説明できる |
| 2 | 地層の重なりや化石から、過去のようすを推定できる |
| 3 | 火山・地震がもたらす恵みと災害を説明できる |
理解度チェック¶
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