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民衆の成長と戦国時代

武士のおこりから鎌倉幕府の成立としくみ、元寇、室町幕府の政治と東アジアとの関係、民衆の成長と戦国時代、鎌倉・室町の文化を、年表と資料で確かめる。

このLessonでできるようになること

  • 室町時代の産業の発達と、商人・手工業者の活動を説明できる
  • 惣や一揆など、民衆の自治と抵抗を説明できる
  • 応仁の乱から戦国時代への流れを説明できる

前に習ったこと

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基本を理解する

産業の発達

農業では二毛作が広まり、牛馬や肥料も使われるようになりました。各地で定期市と座が見られ、物資を運ぶ馬借や、お金を貸す土倉・酒屋が活動しました。

民衆の自治

農村では惣(惣村)がつくられ、寄合で村のことを決めました。団結した農民は、借金の帳消しを求めて土一揆を起こしました(正長の土一揆)。

応仁の乱と戦国時代

1467年に応仁の乱が起こると、幕府の力はおとろえ、下剋上の風潮が広がりました。各地では戦国大名が実力で国を治め、山城国一揆や加賀の一向一揆のように、民衆が自治を行う地域も現れました。

例題

下剋上

応仁の乱のあとに広がった「下剋上」とはどのような風潮か。

解き方

身分の下の者が、実力で上の者をたおして、その地位をうばう風潮。守護大名の家来が主君をたおして戦国大名になる例もあった。

自分でやってみる

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間違えやすいポイント

「土一揆は武士が起こした反乱」

土一揆は、農民などが借金の帳消し(徳政)などを求めて起こしたもの。

「戦国大名はすべて守護大名がそのままなった」

守護大名の家来や地方の武士が、実力で戦国大名になった例も多い。

まとめ

確かめること できること
1 室町時代の産業の発達と、商人・手工業者の活動を説明できる
2 惣や一揆など、民衆の自治と抵抗を説明できる
3 応仁の乱から戦国時代への流れを説明できる

理解度チェック

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このページの用語

二毛作(にもうさく)
同じ田畑で、1年に2種類の作物(米と麦など)をつくること。鎌倉時代に西日本で始まり、室町時代に広まった。 くわしく見る
定期市と座(ていきいちとざ)
室町時代、各地で月に6回の定期市が開かれた。商人や手工業者は座という同業者の組合をつくり、営業を独占した。 くわしく見る
惣(惣村)(そう)
室町時代の農村で、農民が自分たちでつくった自治のしくみ。寄合を開いて、村のおきてや用水の管理などを決めた。 くわしく見る
正長の土一揆(しょうちょうのどいっき)
1428年、近江(滋賀県)の馬借をきっかけに、農民たちが借金の帳消し(徳政)を求めて、土倉や酒屋をおそった一揆。 くわしく見る
応仁の乱(おうにんのらん)
1467年、8代将軍足利義政のあとつぎ問題などから、有力な守護大名の細川氏と山名氏が対立して起こった戦乱。約11年続き、京都は焼け野原になった。 くわしく見る
下剋上(げこくじょう)
身分の下の者が、実力で上の者をたおして地位をうばうこと。応仁の乱のあとに広がった風潮。 くわしく見る
戦国大名(せんごくだいみょう)
応仁の乱のあと、実力で国を支配した大名。城下町をつくり、分国法を定めて領国を治めた。 くわしく見る
山城国一揆(やましろのくにいっき)
1485年、山城(京都府)の武士と農民が守護大名の軍を追い出し、8年間自治を行った一揆。 くわしく見る
加賀の一向一揆(かがのいっこういっき)
1488年、加賀(石川県)で浄土真宗(一向宗)の信者が守護大名をたおし、約100年間自治を行った一揆。 くわしく見る

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