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日本列島のくらしと国の成り立ち

人類の出現と古代文明の特色、宗教のおこり、日本列島の旧石器・縄文・弥生・古墳時代のくらしと国の成り立ちを、年表と資料で確かめる。

このLessonでできるようになること

  • 旧石器・縄文・弥生時代のくらしの変化を、道具や住居から説明できる
  • 稲作の広まりで社会がどう変わったかを説明できる
  • 邪馬台国から大和政権の成立までの流れを説明できる

前に習ったこと

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基本を理解する

旧石器時代と縄文時代

岩宿遺跡の発見で、日本にも旧石器時代があったことが分かりました。約1万数千年前から始まる縄文時代には、縄文土器を使い、たて穴住居に住んで、狩り・漁・採集でくらしました。貝塚や土偶、三内丸山遺跡から、当時のくらしが分かります。

弥生時代

稲作の広まりによって、弥生土器や高床倉庫、青銅器と鉄器が使われるようになりました。たくわえをめぐる争いから、吉野ヶ里遺跡のような守りを固めたむらや、小さな国々が生まれました。57年には奴国の金印、3世紀には邪馬台国の卑弥呼が中国に使いを送りました(魏志倭人伝)。

古墳時代

3世紀後半から、大和政権(ヤマト王権)が勢力を広げました。各地に前方後円墳などの古墳がつくられ、日本最大の大仙古墳の周りには埴輪が並べられました。渡来人は、漢字や仏教、さまざまな技術を伝えました。

例題

稲作と社会の変化

稲作が広まると、人々のくらしや社会はどのように変わったか。

解き方

米をたくわえられるようになり、貧富の差や身分の差が生まれた。土地や水、たくわえをめぐって争いが起こり、むらをまとめる指導者が現れ、小さな国ができた。

自分でやってみる

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間違えやすいポイント

「土偶と埴輪は同じ時代のもの」

土偶は縄文時代、埴輪は古墳時代。

「卑弥呼は奴国の女王」

卑弥呼は邪馬台国の女王。奴国の王は57年に金印を授けられた。

まとめ

確かめること できること
1 旧石器・縄文・弥生時代のくらしの変化を、道具や住居から説明できる
2 稲作の広まりで社会がどう変わったかを説明できる
3 邪馬台国から大和政権の成立までの流れを説明できる

理解度チェック

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このページの用語

岩宿遺跡(いわじゅくいせき)
群馬県にある旧石器時代の遺跡。打製石器が発見され、日本にも旧石器時代があったことが分かった。 くわしく見る
縄文土器(じょうもんどき)
縄目の文様が付けられることが多い、厚手で黒褐色の土器。食べ物を煮たり、たくわえたりした。 くわしく見る
たて穴住居(たてあなじゅうきょ)
地面を掘り下げて柱を立て、屋根をかけた住居。縄文時代から使われた。 くわしく見る
貝塚(かいづか)
人々が食べた貝のからや、魚・動物の骨などを捨てた所。当時のくらしを知る手がかりになる。 くわしく見る
土偶(どぐう)
縄文時代につくられた、人の形をした土の人形。豊かなめぐみやまじないに使われたと考えられている。 くわしく見る
三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)
青森県にある縄文時代の大規模な集落の遺跡。大きな建物のあとや、くりの栽培のあとが見つかった。 くわしく見る
稲作の広まり(いなさくのひろまり)
紀元前4世紀ごろ、大陸から九州北部に稲作が伝わり、西日本から東日本へ広まった。 くわしく見る
弥生土器(やよいどき)
縄文土器よりうすくてかたい、赤褐色の土器。 くわしく見る
高床倉庫(たかゆかそうこ)
稲などをたくわえるため、床を高くした倉庫。湿気やねずみの害を防いだ。 くわしく見る
青銅器と鉄器(せいどうきとてっき)
弥生時代に大陸から伝わった金属器。銅鐸などの青銅器は祭りの道具、鉄器は武器や農具に使われた。 くわしく見る
吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)
佐賀県にある弥生時代の大規模な環濠集落の遺跡。集落の周りを堀やさくで囲み、争いに備えた。 くわしく見る
奴国の金印(なこくのきんいん)
57年、倭の奴国の王が漢(後漢)に使いを送り、皇帝から金印を授けられた。 くわしく見る
卑弥呼(ひみこ)
3世紀に、30ほどの国を従えた邪馬台国の女王。239年に魏に使いを送り、「親魏倭王」の称号と金印、銅鏡などを授けられた。 くわしく見る
魏志倭人伝(ぎしわじんでん)
中国の歴史書「三国志」のうち、倭(日本)のことを記した部分。邪馬台国や卑弥呼のようすが書かれている。 くわしく見る
大和政権(ヤマト王権)(やまとせいけん)
3世紀後半から、奈良盆地を中心とする豪族たちがつくった政権。その王は大王と呼ばれ、5世紀には九州から東北地方南部までの豪族を従えた。 くわしく見る
前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)
前が方形(四角)、後ろが円形の古墳。大和政権の勢力が広がった地域に多い。 くわしく見る
大仙古墳(だいせんこふん)
大阪府堺市にある、日本最大の前方後円墳。5世紀につくられ、仁徳天皇陵とされている。 くわしく見る
埴輪(はにわ)
古墳の上や周りに並べられた、人・家・馬などの形の素焼きの焼き物。 くわしく見る
渡来人(とらいじん)
朝鮮半島などから日本に移り住んだ人々。漢字・儒教・仏教や、須恵器・機織りなどの技術を伝えた。 くわしく見る

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