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アメリカ合衆国の農業と工業

北アメリカ州の自然環境と多様な人々、アメリカ合衆国の大規模な農業(適地適作)と工業の変化、世界への影響を、地図と資料で確かめる。

このLessonでできるようになること

  • 適地適作と企業的な農業の特色を説明できる
  • 工業の中心が五大湖周辺からサンベルトへ移った理由を説明できる
  • アメリカ合衆国の産業が世界にあたえる影響を説明できる

前に習ったこと

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基本を理解する

世界の食料庫

アメリカ合衆国では、気候や土に合った作物を育てる適地適作が行われ、大型機械を使う企業的な農業で生産した農産物を世界中に輸出しています。穀物メジャーは、世界の穀物の取り引きに大きな影響をあたえています。

地域 主な農業
北部・中部の大平原 小麦
中西部(五大湖の南) とうもろこし・大豆
南部 綿花
五大湖の周辺 酪農
西部の乾燥地 牛の放牧
カリフォルニア州 果樹・野菜

工業の変化

20世紀には、石炭と鉄鉱石にめぐまれた五大湖の周辺で鉄鋼業・自動車工業が発達しました。1970年代以降は、温暖で土地が広いサンベルトに工場が移り、シリコンバレーにはICT企業が集まっています。

世界への影響

アメリカ合衆国の多国籍企業は、世界中で商品を売っています。大量生産・大量消費の生活様式も世界に広がりました。メキシコ・カナダとはUSMCAを結んでいます。

例題

工業の中心の移動

アメリカ合衆国の工業の中心が、五大湖の周辺からサンベルトへ移ったのはなぜか。

解き方

サンベルトは温暖で、広い土地があり、賃金も安かったので、航空宇宙産業やコンピューター関連産業などの新しい工場が多く進出したから。

自分でやってみる

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間違えやすいポイント

「適地適作は、どこでも同じ作物をつくること」

適地適作は、地域ごとに気候や土に合った作物を選んでつくること。

「サンベルトは北緯37度より北」

サンベルトは北緯37度より南の、温暖な地域。

まとめ

確かめること できること
1 適地適作と企業的な農業の特色を説明できる
2 工業の中心が五大湖周辺からサンベルトへ移った理由を説明できる
3 アメリカ合衆国の産業が世界にあたえる影響を説明できる

理解度チェック

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このページの用語

適地適作(てきちてきさく)
その土地の気候や土にいちばん合った作物を栽培すること。アメリカ合衆国の農業の特色。 くわしく見る
企業的な農業(きぎょうてきなのうぎょう)
大型の機械を使い、少ない人数で広い農地を経営する農業。アメリカ合衆国やカナダで行われ、農産物を世界に大量に輸出する。 くわしく見る
穀物メジャー(こくもつめじゃー)
穀物の買い付け・貯蔵・輸送・販売を世界規模で行う大企業。世界の穀物の価格に大きな影響をあたえる。 くわしく見る
五大湖(ごだいこ)
アメリカ合衆国とカナダの国境付近にある5つの大きな湖。周辺で鉄鋼業・自動車工業が発達した。 くわしく見る
サンベルト(さんべると)
アメリカ合衆国の北緯37度より南の地域。1970年代以降、航空宇宙産業やコンピューター関連産業などが発達した。 くわしく見る
シリコンバレー(しりこんばれー)
サンフランシスコの郊外に、コンピューターやインターネットに関する企業が集まる地域。 くわしく見る
多国籍企業(たこくせききぎょう)
世界の多くの国に工場や販売の拠点をもつ大企業。 くわしく見る
大量生産・大量消費(たいりょうせいさん・たいりょうしょうひ)
工業製品を大量につくり、大量に買って使う生活様式。アメリカ合衆国で広がり、世界に影響をあたえた。 くわしく見る
USMCA(ゆーえすえむしーえー)
アメリカ合衆国・メキシコ・カナダの3か国による貿易の協定。2020年に、それまでの NAFTA(北米自由貿易協定)に代わって発効した。 くわしく見る

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