LESSON 2 / 2
九州地方の工業と環境保全¶
九州地方の自然環境(火山・温暖な気候)と、それを生かした農業・観光、工業の変化と環境保全の取り組み、沖縄の自然と歴史を、地図と資料で確かめる。
このLessonでできるようになること¶
- 北九州工業地域の発展と変化を説明できる
- 公害を克服した町の環境への取り組みを説明できる
前に習ったこと¶
問題を読み込んでいます…
基本を理解する¶
工業の変化¶
1901年に操業を始めた八幡製鉄所をもとに、北九州工業地域は鉄鋼業で発展しました。その後、エネルギーの中心が石炭から石油に変わると地位が低下し、今は自動車や九州の IC 工場が増えています。
公害の克服と環境保全¶
高度経済成長期には、北九州市で大気汚染や水質汚濁が起こり、熊本県では水俣病が発生しました。今は、北九州市の環境への取り組みのように、公害の経験を生かして環境を守る町づくりが進められています。
例題¶
北九州工業地域の変化¶
北九州工業地域の地位が低下したのはなぜか。
解き方
エネルギーの中心が石炭から石油に変わり、近くの炭田の石炭を使う利点が小さくなったことや、鉄鋼の生産の中心がほかの臨海部に移ったから。
自分でやってみる¶
問題を読み込んでいます…
間違えやすいポイント¶
「水俣病は大気汚染による公害」¶
水俣病は、工場の排水にふくまれた有機水銀が原因の水質汚濁による公害病。
「九州には工業がない」¶
自動車や IC の工場が多く進出している。
まとめ¶
| 確かめること | できること |
|---|---|
| 1 | 北九州工業地域の発展と変化を説明できる |
| 2 | 公害を克服した町の環境への取り組みを説明できる |
理解度チェック¶
問題を読み込んでいます…
このページの用語¶
- 八幡製鉄所(やはたせいてつしょ)
- 1901年に操業を始めた官営の製鉄所。近くの筑豊炭田の石炭と、中国から輸入した鉄鉱石を使い、北九州工業地帯の発展のもとになった。 くわしく見る
- 北九州工業地域(きたきゅうしゅうこうぎょうちいき)
- 福岡県北部の工業地域。鉄鋼業で発展したが、エネルギーの中心が石炭から石油に変わり、地位が低下した。今は自動車や IC(集積回路)の工場が増えている。 くわしく見る
- 九州の IC 工場(きゅうしゅうのあいしーこうじょう)
- 九州各地の空港や高速道路の近くに、IC(集積回路)の工場が進出し、「シリコンアイランド」と呼ばれた。 くわしく見る
- 水俣病(みなまたびょう)
- 熊本県水俣市で、工場の排水にふくまれた有機水銀が原因で起こった公害病。四大公害病の一つ。 くわしく見る
- 北九州市の環境への取り組み(きたきゅうしゅうしのかんきょうへのとりくみ)
- 公害を克服した北九州市は、廃棄物を資源として再利用するエコタウンをつくり、環境モデル都市に選ばれた。 くわしく見る
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