- 社会
- 中学1年
- 地理
- 世界各地の人々の生活と環境
LESSON 2 / 3
暮らしと自然環境¶
世界の気候帯と雨温図の読み方、気候に合わせた衣食住の工夫、世界の宗教と人々のくらしの関わりを、資料で確かめる。
このLessonでできるようになること¶
- それぞれの気候帯で、自然環境に合わせた住居や衣服の工夫を説明できる
- 気候と主食・農業の関係を説明できる
- 高地のくらしの特色を説明できる
前に習ったこと¶
問題を読み込んでいます…
基本を理解する¶
暑い地域・乾燥した地域¶
温帯・寒い地域¶
- 温帯(地中海沿岸):夏の強い日ざしを防ぐ、白い壁で窓の小さい石造りの家。夏の乾燥に強いオリーブやぶどうを栽培する
- 冷帯:タイガが広がる。シベリアでは、建物の熱で永久凍土がとけないよう、高床の建物にする
- 寒帯:イヌイットは、かつては狩りをして生活してきた。今は定住して、町でくらす人が多い
高地のくらしと主食¶
アンデスの高地のくらしでは、寒さに強いじゃがいもを育て、リャマやアルパカを放牧します。
主食は気候に合った作物です。雨の多いアジアでは米、雨の少ない地域では小麦がよく食べられます。
比べて覚える:日干しれんがと高床の住居
日干しれんが
- ひとことで
- 土をこねて形を作り、日光でかわかしたれんが。木が少ない乾燥帯の住居に使う。厚い壁で昼の暑さや夜の寒さを防ぐ。
高床の住居
- ひとことで
- 床を地面から高くした住居。熱帯では湿気や熱がこもるのを防ぎ、冷帯では建物の熱で永久凍土がとけて建物が傾くのを防ぐ。
例題¶
住居と気候¶
シベリアで、建物を高床にしている理由は何か。
解き方
建物から出る熱が地面に伝わると、永久凍土がとけて地面がゆるみ、建物が傾いてしまうから。床を高くして、熱が地面に伝わらないようにしている。
自分でやってみる¶
問題を読み込んでいます…
間違えやすいポイント¶
「高床の住居は熱帯だけ」¶
冷帯(シベリア)にも高床の建物がある。目的は熱帯(湿気・風通し)と冷帯(永久凍土)でちがう。
「遊牧は1か所に住んで家畜を育てること」¶
遊牧は、水や草を求めて家畜とともに移動しながらくらすこと。
まとめ¶
| 確かめること | できること |
|---|---|
| 1 | それぞれの気候帯で、自然環境に合わせた住居や衣服の工夫を説明できる |
| 2 | 気候と主食・農業の関係を説明できる |
| 3 | 高地のくらしの特色を説明できる |
理解度チェック¶
問題を読み込んでいます…
このページの用語¶
- 高床の住居(たかゆかのじゅうきょ)
- 床を地面から高くした住居。熱帯では湿気や熱がこもるのを防ぎ、冷帯では建物の熱で永久凍土がとけて建物が傾くのを防ぐ。 くわしく見る
- 焼畑農業(やきはたのうぎょう)
- 森林や草原を焼き、その灰を肥料にして作物を育てる農業。熱帯で行われ、数年ごとに場所を移す。 くわしく見る
- 日干しれんが(ひぼしれんが)
- 土をこねて形を作り、日光でかわかしたれんが。木が少ない乾燥帯の住居に使う。厚い壁で昼の暑さや夜の寒さを防ぐ。 くわしく見る
- オアシス(おあしす)
- 砂漠の中で、わき水や井戸があり水が得られる所。なつめやしや小麦を栽培し、人が集まって住む。 くわしく見る
- 遊牧(ゆうぼく)
- 水や草を求めて、家畜(羊・やぎ・らくだなど)とともに移動しながら生活すること。 くわしく見る
- ゲル(げる)
- モンゴルの遊牧民の、組み立て式の移動しやすい住居。骨組みを羊の毛のフェルトでおおう。 くわしく見る
- タイガ(たいが)
- 冷帯に広がる、もみ・からまつなどの針葉樹の森林。 くわしく見る
- 永久凍土(えいきゅうとうど)
- 1年中こおったままの地面。シベリアなど冷帯・寒帯に広がる。 くわしく見る
- イヌイット(いぬいっと)
- カナダ北部などの寒帯でくらす先住民。かつてはあざらしやカリブーの狩りをし、冬には雪をかためた家(イグルー)を作ることもあった。 くわしく見る
- アンデスの高地のくらし(あんですのこうちのくらし)
- アンデス山脈の高地では、寒さに強いじゃがいもを栽培し、リャマやアルパカを放牧する。昼と夜の気温差に合わせて、ポンチョなどで体温を調節する。 くわしく見る
- 主食(しゅしょく)
- 毎日の食事の中心になる食べ物。気候に合った作物(米・小麦・とうもろこし・いもなど)が主食になる。 くわしく見る
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