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EU の統合と課題

ヨーロッパ州の自然環境(偏西風・北大西洋海流)と文化、EU による統合の歩みと、その成果と課題を、地図と資料で確かめる。

このLessonでできるようになること

  • EU が結成された目的と、統合の内容を説明できる
  • EU の統合による産業の変化を説明できる
  • EU がかかえる課題(経済格差など)と、環境への取り組みを説明できる

前に習ったこと

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基本を理解する

EU の統合

ヨーロッパの国々はEU(ヨーロッパ連合)をつくり、国境をこえて人・もの・お金が自由に行き来できるようにしてきました。

  • 加盟国の間では関税がかからない
  • 多くの国の間で、パスポートなしで国境をこえられる
  • 多くの国で共通通貨のユーロを使う

工業でも、航空機の国際分業のように国をこえた協力が進んでいます。

課題

あとから加盟した東ヨーロッパの国々と西ヨーロッパの国々の間には、EU の経済格差があります。仕事を求めて東から西へ移り住む人が多く、受け入れ方をめぐって意見が分かれています。2020年にはイギリスの EU 離脱が起こりました。

環境への取り組み

国境をこえて広がる酸性雨などの問題に、国々が協力して取り組んでいます。再生可能エネルギーの利用も進んでいます。

例題

EU の統合のよい点

EU の統合で、加盟国の人々のくらしはどのように便利になったか、2つあげよう。

解き方

パスポートなしで国境をこえて、ほかの国に通勤・旅行できる。共通通貨のユーロを使えば、両替をしなくても買い物ができる(関税がなく、ほかの国の商品が安く買えるでもよい)。

自分でやってみる

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間違えやすいポイント

「EU のすべての国がユーロを使う」

ユーロを使わない加盟国もある(スウェーデン・デンマーク・ポーランドなど)。

「スイスやノルウェーも EU の加盟国」

スイスとノルウェーは EU に加盟していない。

まとめ

確かめること できること
1 EU が結成された目的と、統合の内容を説明できる
2 EU の統合による産業の変化を説明できる
3 EU がかかえる課題(経済格差など)と、環境への取り組みを説明できる

理解度チェック

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このページの用語

EU(ヨーロッパ連合)(いーゆー)
ヨーロッパの国々が、経済や政治で統合を進めるためにつくった組織。1993年に発足し、2024年現在27か国が加盟している。 くわしく見る
ユーロ(ゆーろ)
EU の多くの国で使われている共通の通貨。両替をしなくても、国をこえて買い物ができる。 くわしく見る
航空機の国際分業(こうくうきのこくさいぶんぎょう)
EU の国々が協力して航空機をつくるしくみ。各国の工場で部品をつくり、フランスのトゥールーズなどで組み立てる。 くわしく見る
EU の経済格差(いーゆーのけいざいかくさ)
EU では、西ヨーロッパと、あとから加盟した東ヨーロッパの国々の間で、収入の差が大きい。 くわしく見る
イギリスの EU 離脱(いぎりすのいーゆーりだつ)
イギリスは、2016年の国民投票の結果をうけて、2020年に EU から離脱した。 くわしく見る
酸性雨(さんせいう)
工場や自動車の排出ガスがとけこんだ、酸性の強い雨。森林をからしたり、建物をとかしたりする。偏西風で国境をこえて広がる。 くわしく見る
再生可能エネルギーの利用(さいせいかのうえねるぎーのりよう)
ヨーロッパでは、風力・太陽光など、くり返し使えて二酸化炭素を出さないエネルギーの利用を進めている。 くわしく見る

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