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アジア州の発展と課題

アジア州の自然環境(ヒマラヤ山脈・季節風)と人々のくらし、急速な経済発展と人口・格差などの課題を、地図と資料で確かめる。

このLessonでできるようになること

  • 中国・韓国・東南アジア・インド・西アジアの経済発展の特色を説明できる
  • プランテーションや石油など、資源と輸出の関係を説明できる
  • 経済発展にともなう課題を説明できる

前に習ったこと

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基本を理解する

中国と韓国の工業化

中国は、沿海部に経済特区を設けて外国の企業を招き、世界の工場と呼ばれるようになりました。一方で沿海部と内陸部の格差が広がり、人口をおさえた一人っ子政策の影響で少子高齢化も進んでいます。韓国はアジアNIESの一つです。

東南アジア・南アジア

東南アジアでは、植民地時代のプランテーションで天然ゴム・油やし・バナナなどを栽培してきました。今は工業化が進み、日本などの企業が工場を建てています。10か国がASEAN(東南アジア諸国連合)をつくって協力しています。インドではインドの情報通信技術(ICT)産業が急成長しています。

西アジア・中央アジア

西アジアの石油は世界有数の産出地で、産油国はOPEC(石油輸出国機構)をつくっています。中央アジアではレアメタルも産出します。

例題

インドの ICT 産業

インドで ICT 産業が成長した理由を2つあげよう。

解き方

英語を話せる技術者が多いこと。アメリカとの時差を生かして、アメリカが夜の間に仕事を進められること(数学の教育が重視されてきたことでもよい)。

自分でやってみる

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間違えやすいポイント

「経済特区は内陸部につくられた」

経済特区は、外国と貿易しやすい沿海部(シェンチェンなど)につくられた。

「プランテーションは自給用の畑」

プランテーションは、輸出向けの作物を大量につくる大農園。

まとめ

確かめること できること
1 中国・韓国・東南アジア・インド・西アジアの経済発展の特色を説明できる
2 プランテーションや石油など、資源と輸出の関係を説明できる
3 経済発展にともなう課題を説明できる

理解度チェック

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このページの用語

経済特区(けいざいとっく)
中国が外国の企業を招くために、税金を安くするなどの優遇をした地区。沿海部のシェンチェン(深圳)などに設けた。 くわしく見る
世界の工場(せかいのこうじょう)
さまざまな工業製品を大量に生産し、世界に輸出するようになった中国のこと。 くわしく見る
沿海部と内陸部の格差(えんかいぶとないりくぶのかくさ)
中国では、工業が発達した沿海部と、農村の多い内陸部の間で、収入の差が大きい。 くわしく見る
一人っ子政策(ひとりっこせいさく)
中国で、人口の増加をおさえるために、1組の夫婦の子どもを原則1人とした政策。2015年に廃止された。 くわしく見る
アジアNIES(あじあにーず)
1970年代以降に急速に工業化した、韓国・台湾・ホンコン・シンガポール。 くわしく見る
プランテーション(ぷらんてーしょん)
植民地時代に開かれた大農園。輸出向けに天然ゴム・油やし・コーヒー・バナナなど1種類の作物を大量に栽培する。 くわしく見る
ASEAN(東南アジア諸国連合)(あせあん)
東南アジアの10か国が、経済・政治などで協力するためにつくった組織。 くわしく見る
インドの情報通信技術(ICT)産業(いんどのじょうほうつうしんぎじゅつさんぎょう)
インドでは、南部のベンガルールなどを中心にICT産業が急成長している。 くわしく見る
西アジアの石油(にしあじあのせきゆ)
ペルシャ湾の周辺は、世界有数の石油(原油)の産出地。サウジアラビアなどが輸出し、日本は原油の多くをこの地域から輸入している。 くわしく見る
OPEC(石油輸出国機構)(おぺっく)
石油を輸出する国々が、石油の価格や生産量を話し合うためにつくった組織。 くわしく見る
レアメタル(れあめたる)
埋蔵量が少なかったり、取り出すのがむずかしかったりする金属。スマートフォンなどの電子機器に欠かせない。 くわしく見る

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