基本的人権と公共の福祉¶
人権の歩みと立憲主義、日本国憲法の三つの基本原理(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)、基本的人権の内容と公共の福祉、新しい人権と国際的な人権の保障を、資料で確かめる。
このLessonでできるようになること¶
- 平等権・自由権・社会権・参政権・請求権の内容を区別できる
- 公共の福祉による人権の調整を説明できる
- 国民の義務を説明できる
前に習ったこと¶
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基本を理解する¶
基本的人権¶
| 権利 | 内容 |
|---|---|
| 平等権 | 法の下の平等(第14条) |
| 自由権 | 精神・身体・経済活動の自由 |
| 社会権 | 生存権(第25条)、教育を受ける権利、労働基本権 |
| 参政権と請求権 | 選挙権、裁判を受ける権利など |
公共の福祉と義務¶
人権どうしがぶつかるときは、公共の福祉によって調整されます。また、国民には国民の三大義務があります。
例題¶
公共の福祉¶
表現の自由がある国でも、他人の名誉を傷つける記事を書くことが許されないのはなぜか。
解き方
表現の自由も、他人の名誉やプライバシーなどの人権とぶつかるときは、公共の福祉によって調整され、他人の人権を侵してはならないから。
自分でやってみる¶
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間違えやすいポイント¶
「生存権は自由権」¶
生存権は、人間らしい生活を国に求める社会権。
「職業選択の自由は精神の自由」¶
職業選択の自由は、経済活動の自由。
まとめ¶
| 確かめること | できること |
|---|---|
| 1 | 平等権・自由権・社会権・参政権・請求権の内容を区別できる |
| 2 | 公共の福祉による人権の調整を説明できる |
| 3 | 国民の義務を説明できる |
理解度チェック¶
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このページの用語¶
- 平等権(びょうどうけん)
- すべての国民は法の下に平等で、人種・信条・性別・社会的身分などによって差別されない権利(第14条)。 くわしく見る
- 自由権(じゆうけん)
- 国家から不当に干渉されず、自由に考え行動する権利。精神の自由・身体の自由・経済活動の自由がある。 くわしく見る
- 社会権(しゃかいけん)
- 人間らしい生活を営むことを国に求める権利。生存権・教育を受ける権利・勤労の権利・労働基本権がある。 くわしく見る
- 参政権と請求権(さんせいけんとせいきゅうけん)
- 参政権は政治に参加する権利(選挙権・被選挙権・最高裁判所裁判官の国民審査など)。請求権は人権が侵されたときに救済を求める権利(裁判を受ける権利など)。 くわしく見る
- 公共の福祉(こうきょうのふくし)
- 社会全体の利益のこと。人権がたがいにぶつかり合うときに、調整するための原理。 くわしく見る
- 国民の三大義務(こくみんのさんだいぎむ)
- 子どもに普通教育を受けさせる義務・勤労の義務・納税の義務。 くわしく見る
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