LESSON 1 / 3
原子とイオン¶
原子とイオン、酸・アルカリと中和、金属の反応と電池を粒子のモデルで説明する。
このLessonでできるようになること¶
- 原子核と電子の電荷を説明できる
- イオン式で原子数と電荷を区別できる
- 電解質の電離を式と粒子で表せる
前に習ったこと¶
問題を読み込んでいます…
基本を理解する¶
原子の中の電荷¶
原子核には正の電荷をもつ陽子と電荷をもたない中性子があり、その周りに負の電荷をもつ電子があります。中性の原子では、陽子と電子の数が等しく、電荷が打ち消し合います。
電子を失うと陽イオン、電子を受け取ると陰イオンになります。通常のイオンの形成で陽子の数が変わるわけではありません。
イオン式¶
| イオン | 式 | 意味 |
|---|---|---|
| ナトリウムイオン | Na⁺ | 正の1価 |
| 塩化物イオン | Cl⁻ | 負の1価 |
| 銅イオン | Cu²⁺ | 正の2価 |
| 水酸化物イオン | OH⁻ | 原子団全体で負の1価 |
| 硫酸イオン | SO₄²⁻ | 酸素4個を含む原子団全体で負の2価 |
下の小さい数字は原子数、右上は電荷です。入力ではH₂OをH2O、Cu²⁺をCu^2+のように書けます。元素記号はNaのように大文字と小文字を区別します。
電離と電流¶
電解質は水溶液中でイオンに分かれます。これを電離といいます。NaCl → Na⁺ + Cl⁻では、両辺の原子の種類・数と電荷が対応しています。
イオンが電荷を運ぶため、電解質の水溶液は電流を流します。砂糖は溶けてもほとんどイオンにならない非電解質なので、溶けることと電流を流すことを区別します。
例題¶
粒子全体の電荷を考えよう¶
陽子12個、電子10個の粒子は何価の、どちらのイオンか。
解き方
正の電荷が2個分多いため、2価の陽イオン。電子が2個失われている。
自分でやってみる¶
問題を読み込んでいます…
間違えやすいポイント¶
「Cu²⁺の2は銅原子2個」¶
右上の2+は電荷。原子数の下付きと位置を区別する。
まとめ¶
| 確かめること | できること |
|---|---|
| 1 | 原子核と電子の電荷を説明できる |
| 2 | イオン式で原子数と電荷を区別できる |
| 3 | 電解質の電離を式と粒子で表せる |
理解度チェック¶
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