- 理科
- 中学2年
- 生物
- 生物の体のつくりと働き
LESSON 1 / 3
生物と細胞¶
細胞のつくり、植物の光合成・呼吸・蒸散、動物の消化・呼吸・循環・排出、刺激と反応のしくみを、観察・実験の結果と結び付ける。
このLessonでできるようになること¶
- 植物と動物の細胞のつくりの共通点と相違点を説明できる
- 顕微鏡を正しく操作し、倍率を求められる
- 細胞・組織・器官・個体の関係を説明できる
前に習ったこと¶
問題を読み込んでいます…
基本を理解する¶
細胞のつくり¶
生物の体は、細胞からできています。
| つくり | 植物の細胞 | 動物の細胞 | 働き |
|---|---|---|---|
| 核 | ある | ある | ふつう1個。染色液でよく染まる |
| 細胞膜 | ある | ある | 細胞の内外を仕切る |
| 細胞壁 | ある | ない | 細胞の形を保ち、体を支える |
| 葉緑体 | ある(緑色の部分) | ない | 光合成を行う |
| 液胞 | 発達している | 小さい・目立たない | 不要な物質などをためる |
核を観察するときは、酢酸カーミン液や酢酸オルセイン液で染めます。
細胞では、酸素を使って養分を分解し、生きるためのエネルギーを取り出しています(細胞の呼吸)。このとき二酸化炭素と水ができます。
単細胞生物と多細胞生物¶
- 単細胞生物:1つの細胞で生きる(ゾウリムシ、ミカヅキモ、アメーバなど)
- 多細胞生物:多くの細胞でできている(ヒト、オオカナダモ、ミジンコなど)
多細胞生物では、形や働きが同じ細胞が集まって組織、組織が集まって器官(葉・胃など)、器官が集まって個体になります。
顕微鏡の使い方¶
- 接眼レンズ → 対物レンズの順にとりつける(ほこりが入らないように)
- 低い倍率で、反射鏡としぼりで視野を明るくする(直射日光は使わない)
- 横から見ながら、対物レンズとプレパラートをできるだけ近づける
- 接眼レンズをのぞきながら、遠ざける向きに調節してピントを合わせる
\[\text{倍率} = \text{接眼レンズの倍率} \times \text{対物レンズの倍率}\]
倍率を高くすると、見える範囲はせまく、暗くなります。細胞のつくりのラボで、細胞の立体的なつくりを確かめよう。
例題¶
倍率と見え方を考えよう¶
接眼レンズ 15 倍、対物レンズ 10 倍で観察した。倍率は何倍か。対物レンズを 40 倍にすると、見える範囲はどうなるか。
解き方
15 × 10 = 150 倍。対物レンズを40倍にすると 600 倍になり、見える範囲はせまく、視野は暗くなる。
自分でやってみる¶
問題を読み込んでいます…
間違えやすいポイント¶
「動物の細胞にも細胞壁がある」¶
細胞膜は両方にあるが、細胞壁は植物の細胞だけ。
「のぞきながら近づける」¶
レンズとプレパラートがぶつかるおそれがある。近づけるときは横から見る。
まとめ¶
| 確かめること | できること |
|---|---|
| 1 | 植物と動物の細胞のつくりの共通点と相違点を説明できる |
| 2 | 顕微鏡を正しく操作し、倍率を求められる |
| 3 | 細胞・組織・器官・個体の関係を説明できる |
理解度チェック¶
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