- 理科
- 中学2年
- 生物
- 生物の体のつくりと働き
LESSON 3 / 3
動物の体のつくりと働き¶
細胞のつくり、植物の光合成・呼吸・蒸散、動物の消化・呼吸・循環・排出、刺激と反応のしくみを、観察・実験の結果と結び付ける。
このLessonでできるようになること¶
- 消化酵素の働きと、養分が吸収されるしくみを説明できる
- 肺と心臓・血管による物質の運搬を説明できる
- 刺激が伝わる経路をたどり、反射と区別できる
前に習ったこと¶
問題を読み込んでいます…
基本を理解する¶
消化と吸収¶
食物は、消化管を通る間に消化酵素の働きで分解され、吸収されやすい物質になります。
| 養分 | 主な消化酵素(ふくまれる消化液) | 最終的にできる物質 | 吸収されて入る管 |
|---|---|---|---|
| デンプン | アミラーゼ(だ液・すい液) | ブドウ糖 | 毛細血管 |
| タンパク質 | ペプシン(胃液)・トリプシン(すい液) | アミノ酸 | 毛細血管 |
| 脂肪 | リパーゼ(すい液)/胆汁が分解を助ける | 脂肪酸とモノグリセリド | 再び脂肪になりリンパ管 |
小腸のかべには柔毛がたくさんあり、表面積を大きくして効率よく吸収します。胆汁は肝臓でつくられ、消化酵素はふくみません。
呼吸と血液の循環¶
肺は、たくさんの肺胞でできています。肺胞のまわりの毛細血管で、血液は酸素を受け取り、二酸化炭素を出します。
- 肺循環:心臓(右心室)→ 肺動脈 → 肺 → 肺静脈 → 心臓(左心房)
- 体循環:心臓(左心室)→ 大動脈 → 全身 → 大静脈 → 心臓(右心房)
- 心臓から出る血液が流れる血管が動脈、心臓にもどる血液が流れる血管が静脈。静脈には逆流を防ぐ弁がある。
| 血液の成分 | 働き |
|---|---|
| 赤血球 | ヘモグロビンで酸素を運ぶ |
| 白血球 | 体内に入った細菌などを分解する |
| 血小板 | 出血したときに血液を固める |
| 血しょう | 養分や不要な物質をとかして運ぶ。毛細血管からしみ出して組織液になる |
心臓と血液循環のラボで、心臓の部屋と血液の流れる順を立体で確かめよう。
排出¶
細胞の呼吸などでできた不要な物質は、体の外に出されます。タンパク質が分解されてできる有害なアンモニアは、肝臓で害の少ない尿素に変えられます。尿素はじん臓で血液中からこし出されて尿になり、ぼうこうにためられてから排出されます。
刺激と反応¶
目・耳・皮膚などの感覚器官で受けとった刺激は、信号として神経を伝わります。脳とせきずいを中枢神経、そこから枝分かれした感覚神経・運動神経を末しょう神経といいます。
意識とは関係なく起こる反応を反射といいます(熱いものにふれて手を引っこめる、明るさでひとみの大きさが変わる)。経路が短いので、すばやく反応して体を守ることができます。
骨格についている筋肉は、両端のけんで骨についていて、関節をはさんだ一方の筋肉が縮むと、もう一方がゆるみます。
例題¶
血液の流れる順をたどろう¶
全身から心臓にもどった血液が、再び全身へ送り出されるまでに通る道すじを順に書こう。
解き方
大静脈 → 右心房 → 右心室 → 肺動脈 → 肺 → 肺静脈 → 左心房 → 左心室 → 大動脈。肺を通って酸素を受け取ってから全身へ送られる。
自分でやってみる¶
問題を読み込んでいます…
間違えやすいポイント¶
「動脈には動脈血が流れる」¶
肺動脈には静脈血(二酸化炭素が多い)が流れる。動脈・静脈は、心臓から出るか、もどるかで決まる。
「尿素はじん臓でつくられる」¶
尿素をつくるのは肝臓。じん臓は尿素をこし出す。
まとめ¶
| 確かめること | できること |
|---|---|
| 1 | 消化酵素の働きと、養分が吸収されるしくみを説明できる |
| 2 | 肺と心臓・血管による物質の運搬を説明できる |
| 3 | 刺激が伝わる経路をたどり、反射と区別できる |
理解度チェック¶
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