LESSON 2 / 3
水溶液の性質¶
物質の性質と密度、気体の発生と集め方、水溶液と溶解度、状態変化と融点・沸点を、粒子のモデルと実験で調べる。
このLessonでできるようになること¶
- 水溶液を溶質・溶媒と粒子のモデルで説明できる
- 質量パーセント濃度を求められる
- 溶解度を使って、再結晶で出てくる結晶の量を求められる
前に習ったこと¶
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基本を理解する¶
水溶液¶
物質が水にとけた液を水溶液、とけている物質を溶質、とかしている液体を溶媒といいます。
- 水溶液はすき通っていて(色がついていてもよい)、濃さはどこも同じ。時間がたっても溶質は下にたまらない。
- 溶質の粒子は、水の中に一様に広がっている。とけても溶質の質量はなくならない。
\[\text{質量パーセント濃度(\%)} = \frac{\text{溶質の質量(g)}}{\text{溶質の質量(g)}+\text{溶媒の質量(g)}} \times 100\]
溶解度と再結晶¶
水 100 g にとける物質の最大の質量を溶解度といい、溶解度までとけた水溶液を飽和水溶液といいます。
一度とかした物質を、再び結晶としてとり出すことを再結晶といいます。
- 温度で溶解度が大きく変わる物質(硝酸カリウム)→ 冷やす
- 溶解度がほとんど変わらない物質(塩化ナトリウム)→ 水を蒸発させる
出てくる結晶の量 = とかした質量 − 冷やしたあとの温度での溶解度(水 100 g のとき)
固体と液体を分けるにはろ過を使います。
動かして確かめる¶
変える条件を一つ決め、結果を予想してから操作しよう。
例題¶
再結晶で出てくる量を求めよう¶
60 ℃の水 100 g に硝酸カリウム 60 g をとかし、20 ℃まで冷やした。20 ℃の溶解度は 31.6 g。結晶は何 g 出るか。
解き方
20 ℃では 31.6 g までしかとけないので、60 − 31.6 = 28.4 g が結晶になる。
自分でやってみる¶
問題を読み込んでいます…
間違えやすいポイント¶
「濃度の分母に水の質量だけを使う」¶
分母は水溶液全体(溶質+溶媒)の質量。
「色のついた液は水溶液ではない」¶
すき通っていれば、色がついていても水溶液(硫酸銅水溶液など)。
まとめ¶
| 確かめること | できること |
|---|---|
| 1 | 水溶液を溶質・溶媒と粒子のモデルで説明できる |
| 2 | 質量パーセント濃度を求められる |
| 3 | 溶解度を使って、再結晶で出てくる結晶の量を求められる |
理解度チェック¶
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