平行線と線分の比¶
三角形の1辺に平行な直線は、ほかの2辺を同じ比に分けます。また、平行な3直線は、それと交わる2直線を同じ比に分けます。どちらも相似を使って説明できる性質です。
この単元でできるようになること¶
- 三角形と平行線の線分の比の性質を使って、長さを求められる
- 線分の比が等しいときに平行になること(逆)を説明できる
- 3本の平行線と2直線の比の性質を使える
前に習ったこと¶
始める前に、次の問題が解けるか確かめよう。
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基本を理解する¶
定理:△ABC で DE∥BC ならば比が等しい¶
\(\triangle ABC\) の辺 AB 上に D、辺 AC 上に E をとり \(DE \parallel BC\) とすると
が成り立つ。
証明の概要(AA 相似を利用)
\(DE \parallel BC\) より \(\triangle ADE \sim \triangle ABC\)(AA 相似)。
対応する辺の比が等しいので
逆定理¶
\(\dfrac{AD}{AB} = \dfrac{AE}{AC}\) ならば \(DE \parallel BC\)。
3本の平行線が2本の直線を切るときの比¶
3本の平行線 \(\ell_1 \parallel \ell_2 \parallel \ell_3\) が2本の直線を切るとき、切り取る線分の比は等しい。
例題¶
例題1 比を使って辺の長さを求める¶
右の図で \(DE \parallel BC\)、\(AD=3\)、\(DB=2\)、\(DE=6\) のとき、\(BC\) を求めよ。
解答
\(AB = AD + DB = 3 + 2 = 5\)
\(DE \parallel BC\) より \(\dfrac{AD}{AB} = \dfrac{DE}{BC}\) なので
例題2 3本の平行線パターン¶
3本の平行線 \(\ell_1 \parallel \ell_2 \parallel \ell_3\) が直線を切るとき、\(AB=4\)、\(BC=6\)、\(DE=5\) ならば \(EF\) を求めよ。
解答
3本の平行線定理より
自分でやってみる¶
解いたら「答えを確認」で確かめよう。
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まとめ¶
平行線と線分の比
\(\triangle ABC\) で \(DE \parallel BC\) ならば
3本の平行線の性質
\(\ell_1 \parallel \ell_2 \parallel \ell_3\) が2本の直線を切るとき
理解度チェック¶
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